電気がぁ〜!

Q Mです
土曜日にKさんちの近くを通って出石までドライブに行ってきました。
帰り道、和田山へ抜ける峠でガス欠の症状が出て止まっちゃいました。
どうやら出発時からバッテリーが充電されてなかったみたいで、
バッテリー上がりで燃料ポンプが止まったようです。
山中の為に携帯は圏外・・・通りかかった車にバッテリーを繋いでもらい
再始動し、とりあえず峠を越えましたがまた停止。
携帯がつながる所ま出られたので、JAFに連絡して新品のバッテリーを
持って来てもらい帰途に着きました。
この時すでに6時15分、「あと30分ぐらいで暗くなるやん!」
播但有料を経て中国道を無灯火で帰ってきました。
吉川インターから自宅まではライトを点けましたが。。結構もつものですね。
レギュレーターだったら自作してみようと思ってます。
ただイグニションの警告灯が点灯してないんで不思議・・・
電球は、隣のと入れ替えましたが異常なしです・・・配線も大丈夫でした。
なんで〜??

A おはようございます。
電気ならお任せ、京都Nです。
Mさんのお車の発電機ってダイナモでしたっけオルタネーターでした
っけ?
発電機の壊れ方で警告灯の点く消えるは違いますのでイグニッションの
警告灯は基本的にはファンベルトの確認と思ってもらったほうが良いと
思います。ファンベルトが切れると間違えなく点きます。

ランプが点かないと言う事は(ランプが切れていない前提)発電は出来る
状態、すなわちファンベルトは切れずになんとか発電できる状態です。

でも充電できないと言うことは
オルタネーターの場合、コイルで発電した後、ダイオードで整流するので
ダイオードの不良の可能性がもっとも高いです。
ダイナモの場合は、発電後に少し電圧が上がった時点でカットオフの
リレーがオンしてバッテリーと繋がるためカットオフリレーの不良がもっとも
可能性が高いです。

いろいろパターンは考えられますのでもっとも可能性が高い部分から
確認されると良いと思います。

一番はバッテリーへの配線が切れている、コネクターが接触不良などでしたね。

二番目の可能性はオルタネータです。
オルタネーターなら3本の線が出ています。
ただアースはボディーなので後の3本は
1、一番太いのが充電ライン
2、センスライン(電圧を読み取ってるライン)
3、IGN警告灯
です。

1、2は共にバッテリーへ繋がっています。(2はIGNスイッチに繋がっている
物もあります)3は警告灯へ行ってます。


充電ラインの配線が断線、もしくはコネクターが外れている、接触不良などの
問題があればずばりこの現象になりますね。古い車の場合結構多いですね。

次にオルタネーターのパンクと言われる現象はオルタネーターに入っている
ダイオードが破壊しているモード、もしくはレギュレーターの破壊です。
ただ今回の状況ではランプが消えると言うことからダイオードが破壊している
可能性が高いです。このダイオードは発電した交流電圧を直流に変換する
部品です。ダイオードは6個付いていてこれが1個壊れると充電能力が低下し
その後徐々に壊れていき最終的に充電を全くし無くなります。

オルタネーター内部で漏電している場合は中のコイルの絶縁が悪くなると
充電は出来無くなりますがこの場合はランプが点く可能性が高いですね。

Mです

みなさんありがとうございます。
驚くべき結果ですが、ローターコイルの断線でした。
繋ぎなおしてみます。
警告灯が点かないのもなっとくしました。

オルタネーターの前後ハウジングを固定してるボルト3本の内1本が
完全に締まりきってなくて途中で固着していました。
(組み立て中に気が付かなかったの?フランス人!)
このせいで断線かな・・・?

外そうとしたら 「ポキッ!」

ドリルでボルトを取って、寸きりボルトと両側ナットで対応の予定です。

京都Nです。
ローターの断線でしたか・・・すこし外れてしまって申し訳ありませんでした。

オルタネーターのローターは極性が決まったままで回るので磁化してしまいます。
そのためコイルが切れて電気が流れなくても残留磁気で少しだけ発電するので
警告灯を消してしまっていたのですね。

警告灯に流れる電流は少しなのでそれによる磁化はあまり関係無いと思います。
それよりも残留磁気のほうが多いと思います。

Mです

警告灯はローターのコイル経由で、レギュレーター最終段のコレクタ→エミッタを
通ってアースされるみたいです。
ローターコイル手前でレクチファイヤー(かな?ダイオードがいっぱいついてるの)
に接続されているので、発電が始まると電位差0となって消えます。
警告灯の電流が発電開始用の電力を兼ねているみたいですよ。

今朝、出勤前にオルタネーターを取り付け始動しましたが、結果は良好です。

すごく勉強になりました。

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