Our Member's MGs


M type Midget



1930年 M−type 12/12 rep.
この車はChassis number2M1342、Engine number MG1183A(後にMorris Minorのブロック2847Aに乗せ換えられる)1930年3月28日工場をラインオフ。同年Registration number PJ4513に登録されたM typeを後年、Abigdone在住のAlan Gibbardと息子のMicalの手により1980年から2年、約900時間を費やしDoble Twelve 仕様にレストアされました。そして”Enjoying MG"1988年4月に紹介され写真が表紙を飾り、1994年発行の”The MG Collction" THE PRE-WAR MODELにも掲載され、その後日本にやってきて2003年から約10年Original Spec.に細部に渡り再レストアされました。


J2

 Tシリーズまで連なる典型的なMGスタイルを確立したクルマ。Jシリーズには4座のJ1,2座のJ2,スーパーチャージャー付きのJ3,純レーシングカーのJ4がある。J2は1932年から34年までの間に2083台が生産された。



なんと言ってもMGを代表するレーサーはかっこいいねー。

1933年 K3 レプリカ


レーサーまんまなのでかっこいいねー。ミッションがプリセレクター。初めてでは絶対運転できないね。

当時の「レプリカ」と言うのは単にレーサーを模して(誰かが)作ったという意味ではなく、れっきとしたメーカー製。レースでいい成績を出したので、それにあやかって市販用に増産した物。紛れもなくMG製です。


MG-F





1934 PA

 Pタイプミジェットは1934年から1936年までにPAが2000台、PBが526台生産された。Jタイプとの違いは、エンジンがスリー・ベアリングになった点、ブレーキが大径の12インチになった点などがある。外観ではラジエター下にMGのバッジでカバーされたクランクハンドルを入れる穴がある点で区別できる。


1935 PB Airline Coupe

PBはPAのエンジンをボアアップによって939ccとしたもので、1935年から36年にかけて526台が生産された。ただPAの最後の何台かはPB仕様で出荷された。写真のクルマはその1台。外観ではラジエター前面にはじめて縦型のスラットが入っている点でPAと区別できる。ボディは2シーター、4シータの他に写真のようなエアライン・クーペとよばれる2シーター・クーペがあった。



Silverstone Circuitを疾走するPBエアライン


1948 TC

1945年に戦前のTBとほぼ同じ型で登場、1949年までに約10000台が生産された。ヨーロッパに進駐したアメリカ兵によって多くがアメリカへ持ち帰られ、新大陸でのMGの名を一気に高めたと言われている。



MG-TD

MGの名を広く世界に広げることとなったモデル。1949年から1953年までに29,664台という多くの台数が生産された。少し前の47年から生産されているYタイプ同様、フロント・サスペンションは独立タイプ。


1950 TD

      
       
1951 TD 


Arnolt MG-TD

Arnolt MG-TDは、TDのシャシーにベルトーネがボディを載せた、エレガントなMGです。もともとモノコック時代になって、コーチビルドの仕事が減ってしまったGiovanni と Nuccioの Bertone 親子がボディを載せるシャシーとしてTDに注目し、スカリオーネの協力で、カブリオレとクーペの2台を試作したのが、始まりでした。ベルトーネはこの試作車を1952年のトリノ・ショーに展示しました。
 アメリカ・シカゴのMGディーラーだったStanley Harold Arnoltは、このトリノ・ショーで展示されいたベルトーネの試作車に注目、カブリオレとクーペをそれぞれ100台ずつ発注しました。1953年のニューヨークショーに展示された後、アメリカでの販売が開始されました。100台ずつ生産する計画でしたが、実際に生産されたのは、クーペが67台、カブリオレが33台と言われています。
 機構的にはまったくのTDですが、空力的なボディ形状と剛性の向上で、標準型のTDよりも高性能だと言われています。
 神戸MGCCに所属するアーノルトTDカブリオレは長らくイギリスの著名なコレクターの下にあったものです。日本には、少なくとももう1台クーペがあります。
  


1955 TF





第二次世界大戦で延期になっていたYタイプが世に出たのは1947年。YAとしてサルーンが誕生し、その2年後ツアラーモデルとしてYTが発表された。しかしYTは翌1950年で877台を生産して終了した。


1950 YT


1954 ZA


1958 M.G. ZB


レストアの順番が来るのを待つZB

同車の室内




MG 1100



1962 1100


M.G.Metro






1955年、Tシリーズから大きくイメージを変えて登場したMG−A。1489ccで登場してから’58年には1588ccのツインカム、’59年には1588ccのA1600、’61年にA−MK2 1622ccになった。合計生産台数は101,081台で当時のスポーツカーとして最多生産記録だったとか。

1959 A




1961 A


1964 B



Bs at the Meet the MG in 1994


'67 MGC

1958年に発売。MKTは3年間で49000台販売。


Midget Mk 1


同じくMk 1


1974年からウレタンバンパーに変更。エンジンはトライアンフの1500cc。



1979 Midget 1500 converted steel bumper
やっぱりスチールバンパーの方がかっこいいかも。